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腕時計をつける正しい位置は?男女別の正しいつけ方も詳しく解説

2023.05.25
その他
腕時計をつける正しい位置は?男女別の正しいつけ方も詳しく解説

腕時計を着用する際、左右どちらの腕につければよいか、腕のどの位置につければよいか迷う方も多いでしょう。腕時計にはさまざまなサイズやデザインがあり、それぞれでつける際に正しいとされる位置は異なります。また、シーンやファッションごとに位置が変わる点も理解しておきたいポイントです。

当記事では、腕時計をつける位置の基礎知識について詳しく解説します。腕時計を正しく着用したいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。

腕時計をつけるときの正しい位置

腕時計をつける位置については明確な決まりがないものの、一般的におすすめされている位置があります。腕時計の位置に関する知識を身につけた上で、自分に合った使い方をしましょう。

以下では、腕時計をつけるときに正しいとされる位置について解説します。

利き腕とは逆に手首につけるのが一般的

腕時計は、利き腕と反対の手首につけるのが一般的と言われています。利き腕につけると、メモやPCなどの作業をするときに腕時計が邪魔になることが多いためです。

また、利き腕と反対の手に腕時計をつけると、リューズを操作しやすいメリットがあります。腕時計の多くは、右利きの人が左腕につけたときに操作しやすいよう、リューズが文字盤の右側についています。そのため、一般的な腕時計は右利きの人が左腕につけることを想定して作られています。一方で、リューズが左側についているモデルは「レフトハンドモデル」と呼ばれ、左利きの人が右腕につけることを想定して設計されています。

利き腕につけてもマナー違反にはならないため、左右どちらの腕につけるかは好みに合わせて構いません。「さりげなく時刻を確認しやすい」「腕時計が目立ちやすい」などの理由から、腕時計を利き腕につける人もいます。

ベルトを巻く場所は手首(尺骨茎状突起)より下側

ベルトを巻く位置は、手首の外側にある出っ張った骨(尺骨茎状突起)よりも下側(手の甲側)につけるのがよいとされています。尺骨茎状突起より下側の位置は手首の一番細い部分にあたり、大きな腕時計でも収まりがよく、作業もしやすくなるためです。長袖でも見える位置にあるので、袖で腕時計が隠れることもありません。

もちろん、腕時計を尺骨茎状突起寄り上側(腕寄り)につけても問題はありません。装着したときの感覚を確認しながら、違和感のない位置に装着するのがおすすめです。

男女で腕時計をつける位置に違いはある?

現在は腕時計をつける位置に厳格なマナーはなく、男女ともに文字盤をどちらに向けても構わないとされています。

以下では、日本で主流とされていた腕時計の位置について、男女別で解説します。

・男性

男性は、腕時計の文字盤を手首の外側に向けるのが一般的です。文字盤を内側にすると、デスクワークの際に時計が傷つく可能性があります。文字盤を外側にして装着すると文字盤が見やすく、見栄えもよくなる点もメリットと言えるでしょう。

・女性

かつての日本では、女性は腕時計を内側につけることがマナーとされていました。腕時計を内側につける習慣は日本独自のもので、和装文化の名残です。

着物には脇部分に「身八つ口(みやつくち)」と呼ばれる切れ目があり、腕を開く動作は避けられてきました。文字盤を内側にする理由は、腕を開かずに手首を返すだけで時間を確認できるためです。手首を返して時刻を確認する仕草は、女性らしさや品性を感じさせるとも言われていました。

日本では、男性は外側、女性は内側に文字盤を向けるのが主流とされていました。しかし和装文化が薄れた現代では、利便性やファッション性などの理由から文字盤を外側に向けてつける女性も多く見られます。

【シーン・ファッション別】腕時計をつける位置

腕時計は、シーンやファッションによって装着するのに最適な位置が異なります。TPOに合わせた腕時計のつけ方を理解しておけば、腕時計をより魅力的に見せられるでしょう。

以下では、シーン・ファッション別に腕時計をつけるおすすめの位置を解説します。

 

ビジネス

スーツを着用する場面では、ワイシャツの袖口から腕時計が少し見える位置に腕時計をつけるのがおすすめです。袖口付近に腕時計をつけることで、時間が確認しやすくなるだけでなく、腕時計を通じて取引先と会話が弾むきっかけにもなるでしょう。

ビジネスシーンで装着する腕時計は、時計ベルトが金属や革製の派手すぎないものをおすすめします。また、デジタル時計よりもアナログの文字盤を備えた腕時計のほうが、ビジネスシーンになじみやすい傾向にあります。

冠婚葬祭

冠婚葬祭の場ではなるべく腕時計が見えないよう、いつもより深い位置に装着しましょう。

冠婚葬祭の場では、腕時計をつける位置だけでなく、腕時計の選び方にも注意が必要です。特に葬儀では不必要な装飾は失礼にあたるため、黒革ベルトの3針モデルなど、シンプルなモノトーンの腕時計がおすすめです。

手首が隠れない服装のときは、ベルトや文字盤が華奢で目立たないものを選びましょう。結婚式の際も、華美すぎないデザインの腕時計が適しています。シンプルな腕時計を持っていない場合は、冠婚葬祭では腕時計の着用を控えるのが無難です。

着物

女性の着物には脇の部分に「見八つ口」という切れ込みが入っているため、文字盤を内側にして着けるのが一般的です。文字盤を外側に向けてつけると、時間を確認する際に腕が開いて下着が見える可能性があるためです。

見八つ口は女性と子どもの着物だけつけられているため、男性の場合は文字盤を外側に向けても問題はありません。着物を着用するシーンでは、和服のデザインを邪魔しないようにシンプルな腕時計を選ぶことをおすすめします。

ニット

ニットは腕時計と干渉してしまうことがあるため、あえてニットの上から腕時計をつけるのもおすすめです。オーバーサイズのニットの場合は腕時計がアクセントになり、引き締まった印象になるでしょう。フィット感のあるニットの場合も、ニットの下に腕時計をつけるとシルエットだけ浮かび上がってしまうため、ニットの上から腕時計をつけるのがおすすめです。

ニットの上から腕時計をつける場合は、コーディネートを意識した時計を選びましょう。例えば、ベルトが太めのデザインは、バングルのような引き締め効果があります。腕時計をニットの上からつけることに抵抗がある人は、袖を折り返すか、袖丈が短めのニットを選ぶとバランスが取れます。

【種類別】腕時計をつける位置

腕時計にはさまざまな種類があり、正しいと言われる位置もそれぞれ異なります。以下では、時計の種類ごとにおすすめの着用位置を解説します。

ダイバーズウォッチ

ダイバーズウォッチは、潜水時に使用することを想定して作られた防水腕時計です。特徴として、潜水時間を測るためのべゼル機能がついています。ダイバーが使用するときは、左腕にコンパスを持つため右腕につけることが一般的です。一方で、普段使いをする場合は利き手と反対の腕につけても問題ありません。

ダイバーズウォッチはサイズ感が大きく、武骨なデザインのものが多いため、ベルトの締め具合がゆるいと時計が動いてしまいます。ダイバーズウォッチをつける際はずれにくい位置に調整し、しっかりと装着することが大切です。

ファッションウォッチ

ファッション性の高い腕時計をつけるときは、腕時計を美しく見せることが重要です。文字盤を外向きにつけると、腕時計のデザインが際立ちます。また日常生活では利き腕を動かすことが多いため、腕時計を目立たせたい場合は利き腕につけるとよいでしょう。

また、腕周りがスッキリした服を選ぶと、腕時計をより目立たせることができます。ブレスレットと重ねて、腕時計をジュエリー感覚で楽しむのもおすすめです。ブレスレットなど重ね付けをする際は、腕時計に傷がつかないように注意しましょう。

まとめ

腕時計をつける位置には、明確なルールはありません。しかし、一般的には利き腕と逆の腕に装着し、手首の外側にある「尺骨茎状突起」という出っ張った骨よりも下の位置にベルトを巻くのが最適と言われています。

腕時計を装着する位置に正解はないため、基本的には男女関係なく自分が使いやすい位置につけるのがおすすめです。腕時計をつける際は自分の好みに合わせつつ、ファッションやシーン、腕時計の機能に応じて着用する位置を分けるとよいでしょう。


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